一週間程過ぎたある日､永ちゃんから
｢青春ﾗﾘｱｯﾄのﾃﾞﾓが仕上がった｣
との連絡網が回り､ﾛｹﾗﾝは
その日もｱｼﾞﾄに集結した｡

その日に至るまでの期間も休む事無く､
連日4-1を使い続けてたけど
ﾄﾞｱﾉﾌﾞｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬ事件以来､特に怪奇現象に
見舞われる事無く過ごしてきたから､
また少しずつみんなの恐怖心と
警戒心が薄らいできた頃だった｡


( '〓')ﾌﾞﾂの用意が整ったらしいわね

( ￣▽￣)つへい､ﾎﾞｽ｡ここにありやすぜ

( '〓')つ 聴かせてみなさい

(ﾋﾟｯ)

｢気分はまるでー♪ﾏﾘﾘ-ﾝﾏﾝｿ-ﾝ♪
今夜もー♪憎いｱｲﾂにー♪
ﾗﾘｱｯﾄをぶちかますわー♪｣

('〓')ﾌﾝｯ…まぁまぁやるじゃない…

(´_>｀)つ どれ､僕も聴かして

永ちゃんが用意したﾃﾞﾓ音源は､
立派に一つのｺｰﾄﾞ進行になぞられた
ﾒﾛﾃﾞｨとして成立し､ﾒﾄﾛﾉｰﾑのﾘｽﾞﾑと共に
至極まともな録音を施され､ﾃﾞﾓ段階としては
申し分の無い品質に仕上がっていた｡

ﾐｯﾁｰも相次いでそれを聴き込み､
おおよそのﾃﾝﾎﾟと楽曲構成を把握すると､
いよいよ音合わせによる本格的な
ｱﾚﾝｼﾞが展開され始めた｡


( μ〓μ)〜♪

( ￣▽￣)〜♪

(｀･ω･)〜♪

(´_>｀)〜♪



(#'〓')σあぁ…もぅ｡
何やってるのよﾐｯﾁｰ!違うでしょ!?
もう一度やりなおし!
同じ所何度も間違えないで!

(;･ω･)あ､うん｡ｺﾞﾒﾝ…

(#'〓')そうねぇ…ｻﾋﾞの所のｷﾒのﾌﾚｰｽﾞを
分かりやすく表現すると､
16小節目でﾁﾝﾁﾝ･ﾀﾀﾝよ!
みんなもそれに合わせてね!

Σ(;･ω･)え…ﾁﾝﾁﾝ･ﾀﾀﾝ…?

( '〓')σそうっ｡ﾁﾝﾁﾝ･ﾀﾀﾝｯ!

(´_>｀)…僕的にはどちらかっつーと
"ちんちん勃った"の方が
ｶｯｺｲｲと思うんだけど｡どーかな

(;￣▽￣)ﾌﾞﾌｫ

Σ(;｀･ω･)!?

( μ〓μ)チンチン･タッタかぁ…うーん…
チンチン･タッタ…チンチン･タッタ…

ﾗﾝﾁｬｰはﾄﾞﾗﾑを叩く仕草をしながら
頭の中でｱﾝｻﾝﾌﾞﾙを真剣にｼｭﾐﾚｰﾄし､
吟味していた｡

(;;￣▽￣)｡ο(ちょwww
ﾗﾝﾁｬｰに変な事言わすなww)

( 'ワ')bうん､悪くないわね｡
みんながやりやすいならそれでいきましょっ

(´_>｀)そりゃそっちの方がﾔりやすいよ

(;￣▽￣)σｺﾗwwwひそﾎﾟﾝｱｳﾄwww

( '〓')へ?ｱｳﾄって何が?

(;｀･ω･)ななななんでもない!
ﾁﾝﾁﾝﾀｯﾀね｡了解!それで行こう!

( 'ワ')bみんなも分かったわね?ｷﾒの所は
チンチン･タッタよ!チンチン･タッタ!!
じゃあいくわよ!ﾜﾝ･ﾂｰ･ｻﾝ･ｼｰ!



ﾁﾝﾁﾝﾈﾀばっかでどうもすみません｡