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4章:( 'o')私達は大ブレイクするのよっ
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4章:( 'o')私達は大ブレイクするのよっ
後日。放課後に僕はまた
アジトに向かおうとしていた。
その日はランチャーからメンバー全員にメールで
「今日はあたしが作詞作曲した
ロケラン初のオリジナルを持って行くから
全員必ず集まる事!楽しみにしてなさい!」
との連絡網が回っていた。
僕はチャリに乗って窓無しビルに着くと、
自分の懐中電灯を使って
一人でアジトまで上がって行った。
(ドッタン、ドトタン、ドトタドットタン)
4-1の扉の前まで来ると中からドラムを
練習する音だけが微かに漏れていた。
(ガチャッ、ギィィィィ〜…バタンッ)
(`・ω・)お、ひそポンおっつー
部屋に入るとミッチーが一番乗りで
一人練習しながら待っていた。
(´_>`)ノシ おっつー。
あれ?ランチャーと永ちゃんは?
(`・ω・)さっきビルに入る直前にメールで
ちょっと遅れるって連絡があった
(´_>`)フーン
(`・ω・)聞いた?今日はランチャーが
曲を持って来るってさ
(´_>`)うん、聞いたよ。やる気満々だぬ
(`-ω・)
明らかに激ムズな
ムリ曲じゃなかったらいいけど!
(´_>`)ハッハッハッ。んだねぇ
(`・ω・)そーいや最近ちょっとずつ
ここにも慣れてきたな。俺ら
(´_>`)うん、特に何も変わった事は
起こらないし、誰にも見つかる
気配も無いし、留まって正解だったかもね
(`・ω・)だな〜
(´_>`)ミッチーも、なんだかんだ
一番乗りだなんて結構やる気あんじゃ〜ん
(`-ω・)へへっ、まぁな。
練習を怠ったらランチャーうるさいし
何気ない話をしながら、僕が鞄を置いて
譜面を取りだそうと腰を下ろすと、
ミッチーはそわそわしながら話しかけて来た。
(`・ω・)ノシ なぁなぁひそポン
(´_>`)なんだい?
(`・ω・)ひそポンてさぁ、
付き合ってる奴とか居んの?
(´_>`)。ο(脳内彼女は)いるよー
(`゚ω゚)
マジでマジで!?どんな子なん!?
(´_>`)センチメンタルジャーニーって感じかぬ
(`≧ω≦)ムッハーッ!意味分からん!
今度紹介してくれよ
(´_>`)物理的にムリ
(`・ω・)物理的に?遠距離恋愛とか?
(´_>`)まぁ、そんな所かぬ。
ちゅーか、ミッチーはどーなの
(`・ω・)
(*`・ω・)ポッ
(´_>`)あ、赤くなった
ミッチーは柄にも無くモジモジしだした。
(//ω// )
ひ、ひそポンさぁ…
(´_>`)うん
(//ω// )
バンド内恋愛って、どう思う…?
(´_>`)バンド内恋愛?
(//ω// )…うん
(´_>`)…いーんでない?
。ο(あぁ、ミッチーはランチャーの事が好きなのか)
(*`・ω・)いいと思う!?マジで!?
(´_>`)うん
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窓無しビル ©著者:密
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