6章:　ナノ・セカンド (2/7)

『マジごめん！急用入ったから、デートまた今度で！』


そう結芽からメールが
来たとき、ちょうど俺は
電車に乗ったところだった


まじかよ、、、

久しぶりのデートだと思って
テンションが上がっていたのが
一気に冷めた


しょうがない、、、

買い物でもするか、、、。





原宿駅は、なんでいつもこんなに人がいっぱい居るんだろ


そんなことを思いながら
人込みの間をすり抜け
改札を出て、裏原の方へと向かった