1章:溺愛【美咲】 (9/10)

「じゃあ、賢ちゃん私、帰るね」


セックスが終わり、少しまったりしてから支度を終わらせた


「気をつけてな。本当に今日はごめん。あっ、これ、タクシー代」


「ありがとう私、お仕事頑張ってる賢ちゃん好きだから応援する」


私はタクシー代を受け取り、そう言って花井に抱きついた


それから名残惜しそうに花井と別れ、タクシーを拾う


タクシーに乗った瞬間、どっと疲れて行き先だけ告げて私は深い眠りについた





「…さん……さんっ………お客様さん！着きましたよ！！」


「…あっ。あぁ、ごめんなさい」


タクシーの運転手に起こされ料金を払い部屋に急ぐ