ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

128章:奇妙な1週間【12】 (1/15)

128章:奇妙な1週間【12】

「雨・・・止みましたね・・・。」


吉田里美が掌を軽く空に向けながら言った。

(いよいよ最後か・・・。)


席に座った狩羽健治は震えが止まらなかった。


おそらく自分が地獄行き。


自ら進んだ道だったが、やはり間近にそれが迫った恐怖というのは並大抵の物では無かった。


 そんな狩羽の手を、隣に座る雪村桜が、皆に気づかれないようにそっと握った。


「・・・桜ちゃん・・・。」


不思議と、狩羽の震えが収まった。


「・・・さぁ。それでは始めますか。」

1555 /1878

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

でびシリーズ ©著者:hare

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.