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105章:飛び降りる【3】 (1/5)

105章:飛び降りる【3】

三階




三階のへやは空っぽだった。

「・・・誰も居ないじゃないか?」

『フフ。 よ〜く見てごらん。 今の君なら見えるから。』


おれは目をこらして見てみた。

「ん?」


うっすらと、女の人が窓に浮かび上がった。

・・・いや、窓の中・・・部屋に立って、ずっと外を眺めているようだ。


「あの女性は・・なんで半透明なんだ?」


『フフ。 あの女性はね、10数年前に、自らの手でこの世を去った女性さ。』



自らの手で・・この世を・・・。

何だ・・・



何が言いたい・・・。


オレと・・・同じとでも言いたいのか・・・?

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でびシリーズ ©著者:hare

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