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68章:無人の玄関【1】全④ (1/14)

68章:無人の玄関【1】全④

「だから・・・家では飼えないって言ってるだろ・・・このマンション、ペット禁止なんだから・・・。」


「オトン!そこをなんとか頼むって!見てみ!この子! めっちゃかわいそうな顔してるやんか!」


・・・姉ちゃんは必死に父さんに食い下がっている・・・。


 たしかに、姉ちゃんが拾ってきた犬はめちゃくちゃかわいそうな目をしている。

そして小刻みにプルプルと震えている。

外は雨。

犬はびっしょりと濡れていた。


 きっと、寒さと怖さの両方で震えているのだろう。


「・・・父さん・・・まあ、とりあえずその子の体だけでも拭いてあげたら・・・?」


僕のその一言を聞き、姉ちゃんは笑顔になる。

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でびシリーズ ©著者:hare

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