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48章:何度も落ちる霊【4】 (1/13)

48章:何度も落ちる霊【4】


ドンッ!

・・・相変わらず、窓の外から音が聞こえて来る。

10分ほど経過しただろうか?

ようやくその音が止んだ。


 かーくんとツルッパゲの将棋の方も大分進み、席主のオッサンいわく、【均衡状態】らしい。

気付けば、客のほぼ全てが、この対局に注目していた。

かーくんも、ツルッパゲも、いつの間にか真剣な顔になり、ジっと盤を睨みつけている。

ウチはなんだか、この2人の放つオーラに格好よさを感じた。

 (・・・オッサン!どうなんや?どっちが勝ってるんや?)

小声でこそっと、席主のオッサンに聞く。

オッサンも小声で、

(・・・大接戦や!ここで、わずかでもミスをした方が負ける! それくらいの接戦や!)

 熱い・・・。 熱いものを感じる・・・。
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でびシリーズ ©著者:hare

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