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22章:不法侵入【1】 (2/16)

そしてこれが一番どぎついのだが、【首半分が切り裂かれた女の霊】に憑かれてしまった。

四六時中裕史をじっと見つめている。

これだけ人生の急展開が訪れたら、普通は凹むだろう。

でも裕史は普通に生活している。

最初は凹んでたようだったが、結局蓄えもさほど無く、働かざるをえなかった。

そしてそうやって働いてるうちに気付いた。

普通に仕事をしているからこそ、

日常の小さな幸せを【幸せ】と感じることが出来るのだと。

己の死期を知ってしまうと、人は多かれ少なかれ悟ってしまうのかもしれない。

裕史の表情は穏やかで、それら自分の運命を受け入れているようだった。
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でびシリーズ ©著者:hare

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