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12章:ホストとわたし (1/19)

12章:ホストとわたし

しばらく翔からの連絡をスルーした

所詮ホストだ
もう使いそうにないと思われたのか だんだん連絡も減っていった

(忘れたい…)

そう思っていると携帯が鳴る

翔ではなかった

前に初回行っただけのホストだった

☆「おはよう♪今日は何してるのかな?」

葵「…今日は仕事だから店にはいけないよ」

☆「ふーん、じゃ今度遊びに行こう!どこ行きたい?(笑)」

葵「どこって…行かないよ」

☆「…(笑) 葵ちゃんってさー…」

葵「何?」

☆「なんでもないよ〜また連絡するから場所決めておいてね」

ちょっ……

プー、プー

切られたし
なんだか人の事を見透かしたような口調だ、気に入らない!

彼はマキ
めちゃくちゃイケメンだよ(笑)

しかし、天は二物を与えず だ!
チビである……ww

一人の男を忘れる為に違う男に乗り替える

これは一般人ならそれでいいのかも知れない

ホストからホストに行って何になるのだ?

ただのホス狂いじゃあるまいし…

しかし心の何処かでホストにもいい奴がいるんじゃないか?などと甘ったれた希望を持っていた








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ホストに恋したバカ女 ©著者:kain

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