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7章:接近 (7/7)



「人捜し?」


二人の声がハモった。

その声で我に返る。

「誰を探してんの?」 

類さんの顔が少し曇った。
怪訝そうに僕を見つめる。


「すいません。これ以上は…」

「あぁ、悪い。
まぁ、でもすぐにとは言わない。
よく考えてみてよ。

金があれば探偵だって雇えるぜ?」


そんな僕らのやりとりを朱音さんは黙って見ていた。

不審に思ったに違いない。

そりゃそうだ。
此処で働きながら誰かを探す?
そんな馬鹿げた話、きっと理解できない。


タイミングよく、僕は呼ばれて席を立った。

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パズル ©著者:杏

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