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16章:ふくろさん
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16章:ふくろさん
大学二年の春だった。
その日僕は、朝から友人のKとSと三人でオカルトツアーに出掛けていた。言いだしっぺは生粋のオカルティストK君で移動手段はSの車。いつもの三人、いつものシチュエーションだった。
車は今、左右を山と田んぼに挟まれた田舎道を走っている。車を運転しているのはSだ。僕は助手席、Kは後部座席。
目的地は、地元から二時間ほど車を走らせた村にあるという神社だった。Kの話によると、何でもその神社はある奇妙で面白いモノを『神』 として祀っているのだそうだ。
「それってさ、僕らが行って見せてくれる様なモノなん?」
「……うーん? あー、……そこはだな、大丈夫じゃね。……たぶん」
後部座席から具合の悪そうな口調。Kは車に弱いタチなのだ。
「神主にはもう連絡とってあっからよ……。俺ら三人……、民俗学的な興味でやって来た、真面目な学生ってことになってっから。……あー駄目だキモヂワリー……」
オカルトツアーは今までに何度も経験したが、僕らは、それが必要な場所は事前にアポを取る様にしている。話をつけるのはKだ。大抵無下もなく断られるが、今回の様にOKの返事がもらえることもある。
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