ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

17章:番外編 サクラ流、風俗論 (15/15)

サクラさんのやり方が正しいとはどうしても思えなかった。


そこまでやる必要性が私には見いだせなかったからだ。


私も仕事は頑張っていたけれど、彼女のようにはなれないし、なりたいとは思えなかった。


それでも、自分にとって出来るだけの努力や工夫をして、商品価値を上げるという考え方は私の収入に大きく変化を与えた。


サクラさんはどうだったのか未だにわからないけれど、私は本当にサクラさんのことが好きだったし、感謝していた。


それなのに、なんて私は愚かで浅はかな人間だったのだろう。


サクラさんを傷つける日が来るなんて、この時はまだ夢にも思ってなかった。
186 /225

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.