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16章:金を稼ぐということ (2/12)

はじめてサクラさんとギャラクシーで飲んだ日、終始ハイテンションな彼女につられて私も限界まで飲み、記憶を飛ばした。


激しい頭痛とともに気がつくと、見知らぬ景色。


真っ白な壁と、大きなテレビが見える、殺風景な部屋だった。


「…うん、うん。」


誰かの話し声がする。


起き上がると、私はソファの上にいて、身体には薄い毛布がかけられていた。


窓際の大きなベッドの上に、ジャージ姿のサクラさんがタバコを吸いながら、携帯で誰かと話をしていた。


私の視線に気がつくと、人差し指を唇に当ててにっこり笑ってみせた。


おそらくここは、サクラさんの部屋なのだろう。
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風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

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