ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!

15章:屑 (16/17)

可愛いとこあるじゃん


そう思ったのも束の間、ビール瓶を持って席を立つレンを見届けると、サクラさんは前を歩いていたホストを呼び止め、ビールをオーダーした。


「ビール6本!大至急ね!」


ビールがきて、ヘルプと乾杯していると、レンが戻ってきた。


「もうやめとけってー、僕もうビールは飲めんぞ。」


「これ飲んだら帰るからぁ、レンもゲームやろぉよ。」


サクラさんは甘えた声でそう言って、レンにはいつのまにか作っていたブランデーの水割りを渡した。


そして寝起きとは思えないテンションの高さでレンとあっちむいてホイをはじめた。


サクラさんはゲームの類いが強い。


「あーあ負けちゃった。」


「飲め!」


レンはあっさり負けたが、さほど悔しそうでもなくお酒を勢い良く流し込んだ。
158 /225

※この小説を友だちに教える⇒メール

いいね LINEで送る

風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで全ての機能が利用できます!

Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.