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14章:転機 (2/18)

それからしばらくして、私はつまらないことが原因で、二年以上勤めていたリップスをやめた。


もう25歳、風俗業界では決して若くはない年齢。


貯金額400万円、都内時代を考えればまあまあの額だが、実に微妙である。


しかもブス、終わってる。


しかし、リップスをやめるには調度良いタイミングだったのかもしれない。


その頃アユミには彼氏が出来て、私よりも先にリップスをやめていたのも原因の一つだが、指名の伸びも今一つだった上、新人が次から次へと入店し、すでにベテラン嬢になっていた私に回ってくるフリー客が減り、モチベーションが下がっていた時期だった。
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風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

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