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14章:転機 (17/18)

何をしていても、まるで仕事と変わらないと思った。


愛想笑いを繰返して、平気な顔して誰にでも嘘をついた。


別に辛くもないけれど、取り立てて楽しくもない毎日。


お客様にとって私はいくらでも代わりが効く風俗嬢に過ぎないし、マサシだって私が来なくなったところで特別影響はないだろう。


エミちゃんは、ただホストに一緒に行ける友達が欲しいのだ。


未だに源氏名で私を呼ぶリュウだって、目の前から私が消えてもまた次の女をひっかければいいだけの話だ。


私の世界は狭いのに、そこにすら存在意義はない。
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風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

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