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11章:曙町という街 (12/12)

数年後、アユミはお客様と結婚してやめてしまうのだが、今でも時折メールのやり取りをしている。


曙町という街に来て、後悔することも、嫌なこともあった。


神奈川の人間特有のマイペースな空気に嫌気がさして、東京に戻りたいと思うこともあった。


この後も男女ともにたくさんの人間に出会うのだが、正直名前も覚えていなかったり、顔すらもうっすらとしか浮かばない人間が多い。


希薄な人間関係ばかりを築いてきた私にとって、アユミとの思い出はすべて大切で、今でも鮮明に思い出すことが出来る。


あそこでアユミに出会っていなかったら、きっと全く違う人生だったのだろうと思う。
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風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

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