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9章:横浜へ (2/7)

専門学校を卒業し、晴れて新社会人ならぬ、新風俗嬢になった私は、毎日のように仕事に出勤するようになった。


様々な店を転々とする中で、仲良くなった女の子達と毎日のようにホストクラブの初回荒らしをしたり、109で買い物をしたり、それなりに楽しく暮らしていた。


物凄く稼いでいたわけではないけれど、稼げなくなったら黒沢に新しい店を紹介してもらう頭だったので、何も考えていなかったし、貯金もしていなかった。店は無限にあると思っていた。


ちょうどその頃、新宿、渋谷、池袋には無許可店の非本番系風俗店が点在し、たくさんの風俗雑誌にはフードルと呼ばれる女の子達がグラビアを飾る時代は、終結を迎えようとしていた。


私が働いていた店も、度重なる警察の手入れが入り、客足は次第に遠のいていった。


平日3万、週末4~5万くらいの見込みで働いていたのが徐々に狂いだしていった。
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風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

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