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5章:カレシ (23/24)

「ちょっリコどうしたの?なんで泣いてるの?」


私のちっちゃい目から大粒の涙が流れていることに気づいたのは、Yちゃんの驚いた声だった。


「どうしたの?卓也さんとケンカでもした?ちゃんと仲直りしてよ、ホラッ。」


Yちゃんは私にハンカチを差し出し、気を使ったのかタクシーにのって帰ってしまい、T君も店に戻っていった。


Yちゃんに差し出されたハンカチ
で涙を拭いていると、卓也が大きくため息をついた。


「うっぜーんだよ、ブス。」


思わず耳を疑って、涙でぐちゃぐちゃの顔をあげた。


卓也が冷徹な目でこちらを睨みつけていた。
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風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

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