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5章:カレシ (3/24)

「電話、大丈夫なの?」


「うん、あのね、カレシからだったんだぁ。」


Yちゃんは折りたたみ式の携帯を閉じながら、首を小さく傾けて甘えるように言った。


「ねぇ、リコちゃんさぁ、ホストって行ったことある?もしよかったら、カレシの店これから一緒に行かない?」


当時はホストクラブが今ほどテレビや雑誌に取り上げられる時代ではなかったこともあり、田舎育ちの私には、どんな場所だかすらも想像もつかなかった。


なんとなく金持ちマダムが行くとこっていうイメージ位はあったのかもしれないけれど。


もちろん、風俗嬢のカレシがホストという構図が大体の場合キナ臭いということも、当時の私は知る由もない。
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風俗嬢の肖像 ©著者:奈緒

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