夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
5章:サヨナラ、サヨナラ
(2/13)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
影羅が依頼を受けてから
二度目の月が昇った。
肩で呼吸をして真っ赤な刀を
握りしめた少年の目には
決意と覚悟が見えた。
「ボス…もうこの商売は
終わらせましょう…。」
心臓の止まった男に少年は
語りかけた。返事は無い。
「今までで一番綺麗な殺し方をした気がします。今まででありがとうございました。」
死体の懐から札束を取り上げ、
自らの鞄に詰め込んだ。
胸から血を流し俯いて椅子に腰掛ける死体に深々と頭を下げ
静かに部屋を出た。
自分が信用しきっていた存在に裏切られ、命を奪われた男もまた静かに少年を見送った。
月の光に照らされたソレは
不気味な雰囲気を醸し出していた。
「もう、ここには戻らない。」
少年は歩き慣れた道を進む。
開き慣れた扉を開く。
呼び慣れた名を呼ぶ。
「ここから逃げよう。」
揺るがない固い決意、意思。
<前へ
68 /111
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
禁忌空間 ©著者:なまはげ
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.