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4章:噂
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キャ「男作って、どっかで
引きこもってるらしいぜww」
女子「ウッソー、マジ-?
相手この学校のヤツ?学年は?」
女子「他校の奴なんじゃないの?
てゆーか、引きこもりとかゆーより
駆け落ちみたいな流れ臭くない?」
キャ「ちょwwww駆け落ちとか
どんだけwwwテラロマンティックwww」
女子「アミーゴやっるぅー!!」
聖「(奈倉……!?)アミーゴだぁ!?
ちょっ…俺もそのハナシ混ぜろや。
どういう事よ!?」
キャ「なんだよww首突っ込んでww
アミーゴさぁ、昨日から家に
帰ってないんだってぇー。ありえなくね?」
聖「マジかよ!?」
キャ「mjds。そーんでぇー、
さっき廊下歩ってたら小耳にカスった噂。
オトコの家に泊まってたとか
泊まって無かったとかー?」
(ガ―――――――――――――ン…)
聖「ちょ、誰か奈倉のアド
知ってる奴いねぇか!?
交信図りてぇんだけど!
」
キャ「あたし知ってるケド-?」
聖「本人に電波交渉してみてくんねぇ!?」
キャ「えー?ナニソレどこの宇宙人?ww」
聖「ちげーよバーカ。
侵略者だよ。ダースベイダー」
キャ「wwwwwwテラ意味フwwいーよ、わかった。
交渉しといたげる」
聖「マジで!?サイコーだぜキャサリン!
さすが情報屋だなおい!?」
有明 朋子(ありあけ ともこ)。
通称キャサリン。亜美のクラスの情報屋。
校内に広い人脈を持つ、
サバサバしていて派手好きな黒ギャル。
キャ「何奢ってくれんの?」
聖「出た出た、この商売人…。
ちゃっかりしてやがる…
すき家でいーべ?」
キャ「えー、吉牛がいいな〜」
聖「ケッ…わーったわーった。
一つヨロシク頼んだぜ?」
1:00 PM
(カチャリ……コンコン)
裕「亜美ちゃん、入るよ」
(ガチャ)
部屋に入って来た裕美は、熟睡していた
亜美の耳元に優しく囁きかける。
裕「(ヒソヒソ)亜美ちゃん…、亜美ちゃん…。
ケータイ鳴ってるんだけど、後にする…?
寝てる所ごめんね…」
亜「ん……?え…あっ……スミマセン、
ありがとうございます…」
裕「はいどうぞ」
亜(…メール…ここに来て初めて。
キャサリンからだ…)
(カチカチッ、カチッ)
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