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18章:#.18 epilogue
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18章:#.18 epilogue
2011年11月中旬
(キーンコーンカーンコーン…キーンコーンカーンコーン…)
(ザワザワ…ザワザワ…)
昼休み、今日も聖は購買部にて
焼きそばパンを調達し、教室以外で
食べる場所を校内に探していた。
B組の教室に居る杉山とキムチとは
未だにギクシャクしていたからだ。
聖(…天気もいいし、どーせ誰も
居やしねぇから屋上でいっか…。
最近また亜美の奴、付き合いわりーな。
そんなに俺より柳達の方が
いいんかよ…ケッ…)
(♪〜♪♪〜♪〜♪♪〜)
その時、どこか遠くで美しい
ピアノの音色が聞こえてきた。
聖(…最近、どっかからこのメロディが
うっすら聞こえてくんだよな…。
どっかで聴いた事があるような
気がすんだけど…いっつも思い出せねぇ…。
モヤモヤすんぜチキショー…)
最近になって校内に小さく響くようになった
その優しい旋律に、聖の胸はむしろ
もどかしさにくすぐられた。
気になって仕方ない聖は、
音の出所を探る為に、
聞こえて来る方向へと辿り始める。
暫く歩いて行き着いたそこは、
音楽室だった。
聖は腰パンのポケットにだらしなく
手を突っ込んで扉に近付き、
そっと耳を傾けて中の様子を伺った。
(♪〜♪♪〜♪〜♪♪〜)
聖(………やっぱこの曲聴いた事あんぜ…!
あ゙ーっ…いつだっけなぁ!?
思い出せねぇぇぇっ
)
聖は恐る恐ると少しだけ扉を開け、
隙間から中を覗き込んだ。
その視線の先のピアノの演奏席に
座って居たのは、また
見覚えある後ろ姿だった。
聖(…ありゃあ…西荻…?)
ピアノの練習でもしていたのだろうか、
朱里は演奏を止め、楽譜を纏めて
立ち上がり、扉の方へ歩いて来る。
聖(やべっ…
)
聖は慌ててその場を去ろうと踵を返した。
(ガラガラガラガラ…)
朱「…あれ…?小笠原君…?」
聖「(やべ…見っかった…
)
お、おぅ…久々だな…」
聖はバツが悪そうに振り向く。
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