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14章:#.14
いつもの様にヘッドホンを首にかけ、
爆音でお気に入りのパンクチューンを流しながら
聖は鏡と向き合い、テーピングされた
ガーゼを剥がして、徐々に腫れが
引いてきた顔を撫でていた。
聖(…だいぶ痛みが和らいできたな…。
まだ青くなってやがるけど…。
とんだ疫病神だなあのアマ…もう懲り懲りだ)
(ブーッ、ブーッ、ブーッ)
聖(おっ…?電話か…?)
震えるケータイに気が付いた聖は、
リモコンでCDコンポの電源を切った。
聖「(ピッ)おぅ」
亜「あ…もしもし、ケガ…どう…?」
聖「マシんなってきた」
亜「そぅ…あのね…?話があるの…」
聖「話があるから
かけて来たんだろーが。なんよ」
亜「…もう、終わりにしよ…?」
聖「は?何を?」
亜「…アタシ達の関係…」
一瞬、聖の息がピタリと止まった。
聖「…俺と別れたいっつー事け…?」
亜「………うん」
聖「…ガチで言ってんのか…?」
亜「本気だよ?」
対し亜美はキッパリと応える。
聖「…なんで即答なんだよ…。
何なんだよいきなり…!
昨日一昨日にやっと気持ちを
聞かしてくれたとこじゃねぇか…!
理由を教えてくれよ!」
亜「…アタシなりに…色々考えたの…」
聖「ワケワカンネー…答えになってねーよ!
何をどう考えたんだよ!
何が気に入らねーんだ!?あぁ!?」
龍「聖ぃーっ!!うっせぇーぞぉーっ!!
」
思わず声を張り上げた聖に対し、
下の階から兄の龍が苦情の咆哮を上げる。
亜「………。」
聖「…他に好きな奴が出来たのか…?」
亜「…そんなんじゃないよ」
聖「…バンドばっかで、ろくに
連絡しねぇ期間があって、
冷めちまったのか…?」
亜「…それは…ちょっとあるかも…」
聖「寂しい思いさせちまったんは
悪かったよ…だからって…!」
亜「それだけじゃないの!!理由は!!」
聖「だったらなんだよ!?こんな大事な話…
粗末に電話なんかでぶちまけちまって…!
言いてぇ事があんならハッキリ言ってみろや!」
亜「…聖の事…大好きって
言ったのは…嘘なんかじゃない…」
聖「そんならなんで!?」
亜「…聖は…アタシの事なんて、
ちっとも解って無いんだよ…」
聖「ちょ〜…どーゆーこった!?そりゃー!」
亜「アタシはね…あなたに愛される
資格なんか無いの…!最低な奴なんだよっ!」
聖「どう最低なんだよ!?
なんかやらかしたんか!?」
亜「そういう事じゃない…。
アタシ…自分の事が嫌いなの…!」
聖「………。」
亜「大嫌いなの…!!」
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