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6章:#.6
2011年10月8日(土)
文化祭前日。校庭の特設ステージにて
吹奏楽部・演劇部・軽音部による
合同リハーサルが行われていた。
無礼奴の面々は楽器や機材の一式を整え、
順番待ちの舞台裏で
チューニングをしながら雑談に興じている。
杉「いやぁ〜、いよいよ明日本番かぁ〜!
腕が鳴るぜ〜!なぁ?聖!」
聖「何が腕が鳴るだ、一丁前に…。
今のレベルで全校にお披露目なんて
ヒヤヒヤするぜ…」
杉「平気平気〜!しんぺぇすんなって!
もとよりパンクなんて、そう大して
テクがどーのこーのってもんじゃ
ねーんだからよ!あくまで"ノリ"だろ"ノリ"!」
聖「チッ…よく言うぜ、単純アレンジで普段散々
ミスりまくってるクセによ。
今日はいきなりコード進行がトンだなんて
言ってんなよ?」
杉「分かってるって!またトンじまったら
煽りに徹すりゃいいじゃんよ」
聖「バッカ甘ぇよフザケんな。
そんなんじゃカッコつかねぇ」
杉「バカはオメェだ。勘違ぇすんな。
無礼奴は"迫"をつける為にやってんだ。
カッコつける為のおエラいバンドじゃねぇ。
ライブってそーゆーモンだろ。
いかに煽って暴れてなんぼ。
派手なアクションとハッタリかまして
目立ったモン勝ちだろーが!」
聖「ソレ、オメェが言ったって説得力ねぇよ。
楽器持って人前に立つ以上、
パンクだろーがなんだろーが
ちゃんとオンガク演らなきゃハナシにならねぇし、
少なくともおりゃあハッタリで
ベースやってる訳じゃねぇ。
パフォーマンス先行じゃただの赤っ恥なんだよ。
分かったかパゲッ
」
杉「だからパゲッて言うなっつーの
こりゃあ"フルコーンロウ"っていう編み込みの
ヘアスタイルなんだよ!地肌が目立つからって
ハゲてる訳じゃねぇ
」
聖「知ってんよ。つーか今時
コーンロウなんざ流行らねぇ」
杉「キャサリンがこの方がイイっつってんだから
しょうがねぇだろうが
」
聖「何よ、その頭、
キャサリンにやって貰ったんけ?」
杉「おぉよ
キッチリキマッてんべが?
」
聖「ほぉ…すげーな。
器用なもんじゃねぇか」
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