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13章:AVアイドル
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その後菊水はエロビデオ屋に向かった。
ルシアの出演作が他にもあるかチェックしに行ったのだ。
三本販売されていた。
全部買った。
AV情報誌も大量に買い込んだ。
どの雑誌にも淫乱ロリギャルデビューと派手にルシアが取り上げられている。
その中の三紙は表紙にも出て笑顔を振りまいている。
ルシアはAV界で大人気のアイドルになっていた。
家に帰り買ってきたルシアのDVDを再生した。
男優とのからみは飛ばし、ルシア一人だけの所を見ていた。
何回見ても虚しさだけが心に残った。
菊水はふとある事を思いだす。
「あっまさかクスリ…薬をどこからか手に入れてやってしまい、勢いでAVに出てしまったのでは…」
ますます心配になる。
雑誌を見てルシアの顔を良く見てみる。
目を見て瞳孔が開いてないか目の下の隅が目立ってないか見ている。
腕や手首に注射後がないか探している。
薬をやってそうな感じはなかった。
いやわからなかった。
菊水はルシアがシャブに手をだしていない事を切実に祈っていた。
ルシアがAVギャルとしてデビューした事は、菊水の心に大きなダメージを与えていた。
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