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12章:断薬生活
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翌朝、寮のアパートから自転車で新しい仕事先に向かう。自転車は通勤用に借りていた。
仕事場に到着するとグレーの作業服に着替えさせられた。菊水は作業服を着るのも初めてだった。
菊水は作業服を着た自分を見て昔仕事の時はイタリア製のブランドスーツを身にまとっていたのに、と思ってしまう。
そんな事思い出してもしょうがないと自分に言い聞かせていると大声で呼び出される。
仕事のやり方を教えてくれる正社員の男がいた。菊水は非正規雇用だ。
その社員の男は二十歳ぐらいだろう。
その男が突然指示をだす。
「菊水君、ここにある荷物と部品をこの台車に積んであそこに降ろして又戻って来て!」
菊水は年下にいきなり君付けで呼ばれ不愉快に感じたが言われたとおり仕事を始めた。
一つ一つの部品がめちゃくちゃ重い。それを山盛りに積みあげて押していく。積んだ部品を降ろして戻り又積み始める。
仕事はそれだけの単純作業だった。一日中それの繰り返しだった。
菊水は力仕事などした事がない。
更に拘留生活と引きこもり生活で体はなまりきっている。
開始五分で汗だくになっていた。
菊水に仕事を教えている社員の二十歳ぐらいの男が舌打ちをした。
「お前おせぇーよ、ちんたらやってんじゃねえよ、もっと早くやれ!」
今度は年下にお前呼ばわりされ怒鳴られる。
菊水は腹の底からムカついたが我慢をしていた。
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