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12章:断薬生活
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その後も菊水はがむしゃらに働き続けた。
そういえばアヤカからは連絡がない。
菊水も連絡していなかった。
菊水はアヤカに電話をした。
アヤカは菊水からの電話を本当に喜んでいた。
何も言わずに東京を離れた事をあやまり仕事の事などちゃんと話しをした。
アヤカは優しかった。
「菊水ちゃんが元気ならいいの。菊水ちゃんが決めて頑張ってるんなら応援する。でも力仕事なんてできるの?無理しすぎないでよ、寂しい時はいつでも連絡してね」
アヤカにそんな言葉をかけられ喜んだ。菊水はアヤカの優しい言葉が嬉しかった。
二人は長い時間電話で話しをした。
やっぱり会いたくなる。
でも薬がやりたいなんて感情は出てこなかった。
菊水もあれだけ取り憑かれていた薬の依存が薄れてきているのを感じていた。
断薬を誓った肉体労働生活も三ヶ月を過ぎた頃、直属の上司にあたる部長に呼ばれた。
強面で恐れられているが面倒見がいいと評判の部長だ。
「菊水君は随分頑張ってるな、すぐ辞めてしまうのではないかと思ったが見直したよ。この調子で一年もやれば社員にもなれるぞ、私が工場長に推薦するからこれからも頑張ってくれ!」
菊水は部長にこう言われ自分が認められたと思いとても嬉しかった。
「はい、がんばります。よろしくお願いします」
元気よく答えていた。
失われていた自信を取り戻したようだった。
寮に帰り風呂あがりに鏡に写った自分の体をみる。
いつのまにか筋肉がついている。
「おーすげぇ、ソフトマッチョになってるじゃん、毎日一日中筋トレしているような仕事だもんな」
鏡の前でボディビルのポージングのような仕草を何度も繰り返していた。
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