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10章:苦悩
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検事の前に連れていかれる。
菊水の顔を睨み調書を読んでいる。
検事の質問が始まった。
「六本木で初めてあったイラン人らしき外国人から一万円で買った。調書にはこう書いてあるがこれは事実なのか?」
「はい、事実です」
菊水が答えると疑いの眼差しで見ている。
「ほーっ、随分と気前のいい外国人の売人がいたんだな、相場より相当安い値段だぞ、しかし君が持ってた覚せい剤は綺麗な結晶で相当いいものだな。六本木で外国人の売人がこんなにいいものを安く売りさばいていたと言うのかね、出回ってる覚せい剤はもっと不純物が混じっているんだけどな」
菊水は相場の値段がわからず一万円で買ったと新宿署の取り調べで答えてしまいそれを押し通していたのだった。
検事が一喝する。
「おい、本当に外国人から買ったのか!」
「はい、調書に書いてある通りです」
そう答える。
検事はあきれたような表情すら見せ始めた。
「君はヤクザにでも脅かされているのか?それとも誰かをかばっているのか?一万円で君が持っていた量を売っている外国人の売人などいないはずだ、こんなにいいやつは末端には出回らないぞ」
その後も突っ込んだ調べが続いたが菊水は調書に書いてある通りだといい続けた。
「反省してるのか?今後覚せい剤に手をださない自信はあるのか?」
「二度と覚せい剤には手を出しません。反省してます」
この時は本当に覚せい剤に手を出さないそう思っていた。
検事調べが終わった。
検事の心証は相当悪い。
結果は当然のごとく起訴された。
そして数日後には東京拘置所に移送された。
拘置所の生活は留置場とは比べものにならない程厳しい毎日だった。
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