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21章:ジゴロ
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変ではないんですけど‥‥と突いて出た言葉は自分でも驚く位に力無くたどたどしかった。
「じゃぁどうしていきなり?」
「いえ‥」
何も言えなかった。こんな展開ってあるのだろうか?俺が勝手に恐怖を感じていただけで、相手には全くそのつもりが無かった、とでも諭す様な相手の口ぶりに俺は訳が分からなくなっていた。
しかし、そんな事ってあるのか?
「何か悩みでもあるのかと思って、弁護士にならなくちゃ自分はいけないんだって思い詰め過ぎなんじゃないか‥とかね」
「あ、それで無価値観‥?」
狐につままれる、とは正にこの事だろうと思った。釈然としなかったが相手の言う通りならば、俺が勝手に暴走して峰を勘ぐった見方をしていた事に筋が通る。
「さっき言ったでしょ。喫茶店であなたを見た時に良いなって思ったって、だからこんな喧嘩みたいなのは止めましょう、せっかくドライブしているんだから」
車から、降りられなくなった。
これは、峰の策略なのだろうか?完全に手玉に取られているのは痛い程自覚していたが、その割に、あまりにも容易く足下をすくわれた様な気がして実感が湧かない。
俺は意を決して峰に食い下がっていこうと身構えた。
「じゃぁお互いに整理しません?ちょっと混乱している所があるんです」
少し間を置いて、峰は自分の座席下に手を差し込んだ、時計を探しているのだろう。たぶん話したいなら話しなさいと無言で促されているんだろう。
こういうふっとした峰の無言の圧力を感じた時に、やはりさっきの鳥肌が立った、あの予感はあながち見当違いの物じゃなかった様な気がしてならない。
「アキラくん‥、は」
「あぁ、アキラくんね。アキラくんは‥入店する前から知り合いだったのよ。アキラくんてねホストクラブで働いてたの」
「ホストクラブ?」
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