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21章:ジゴロ (7/9)



「あなたは何のために、この仕事をしているの?」




「‥生活のためです」





「じゃぁ何で時計を返そうとなんてするの?」





「さっき説明した通り、峰さんのご要望にお応え‥」





「あげます。例えあなたと金輪際会わないことになったとしても、時計は差し上げます」



例えっていうか、もう普通に会わないつもりなんだけど‥と喉元まで出掛った言葉をどうにか飲み込んだ。




「それから、平太くんの想像の中の私って、参考までにどんな人間なのかしら?」




「え?」




「あなたいつもそうなの?ドライブしてて、すこし色っぽい話をしたらすぐに怪訝になるの?」




一瞬耳を疑った。これはもしかして、拗ねている?




「Mなのかって聞いてきたから、わたしがじゃぁ平太くんはどうなの?って‥まったく普通の話だと思うけれど。何か変かしら?」


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悪魔の技術 ©著者:蜜々宝貝

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