夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
-book.hostlove.com-
ホスラブ小説
ホスト,キャバ,風俗等のちょっと大人の無料ケータイ小説!PC,スマホ、ガラケー全対応!
15章:エリー別離 Ⅱ
(3/19)
メニューを閉じる
ホスラブ小説ホーム
あなたのしおり一覧
小説総合ランキング
ピックアップ作品一覧
昨日の閲覧上昇作品
作品評価ランキング
カテゴリ別ランキング
作者別ランキング
新着作品から探す(カテゴリ別)
みんなのレビュー
みんなの作者ニュース
みんなのファン登録
小説を作成
作者ログイン
小説ご利用ガイド
サイトニュース
検察官は、靴音をこつこつと立てながら机上のファイルを覗いた。
「わかりました。それでは次に、娘さんと被告人の関係について伺います。あなたは娘さんから“出会い系サイト”のことについて話を聞かされましたか」
「……いいえ、まったく知りませんでした。忙しく仕事に没頭しているものだと……娘が一人暮らしをするようになってからも、週に一回は電話やメールがありましたし……しかし、出会い系サイトの事は聞いていませんでした」
「なぜ話さなかったのだと思いますか 」
しばらく間が空く。ひっそりとした空気が、ひやりと漂う。
「沙也加は……職場で長く付き合った男性と別れて……それ以来、貴章くんと婚約するまでは、一切男性の話はしませんでした……加害者と出会い系サイトで“出会った”ことは……言えなかったのだと思います」
「なぜそう思いますか?」
「それはーーいかがわしい出会い方であると、私たち両親が判断するのを恐れたのかと……」
検察官は、こつこつとまた移動する。修の後ろに回り込んだ。
「婚約する前後、娘さんの行動がおかしいなと思ったことはありましたか」
「特にありませんでした。ただ……」
「ただ?」
「大学病院勤務の外科医と結婚も決まったのに、沙也加の、晴れ晴れしい……明るい顔を見ていなかったように……今となっては……そう思います」
<前へ
231 /466
次へ>
しおりを挟む
この小説の「目次」を見る
この小説の「レビュー」を見る
この小説の「トップ」へ
※この小説を友だちに教える⇒
メール
愛ヲ乞ウーー遺された心 ©著者:七斗
しおり一覧
小説を探す
小説を作成
作者ログイン
夜のケータイ小説サイト「ホスラブ小説」
PC,スマホ、ガラケーで
全ての機能が利用できます!
http://book.hostlove.com
[ホスラブ小説]
広告募集係り
Copyright © hostlove.com All Rights Reserved.