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11章:運命の輪 (1/13)

11章:運命の輪

とにかく眠りたかった。眠って全てを葬ろう……。


貴章は鎮痛剤を処方以上に飲んで目を閉じた……。


夜になり、暗い雨音が耳に心地好い。



ーーーーーー


 〜 ゆめとうつつ 〜


ゆめがほんとでほんとがゆめなら、よかろうな。
    

ゆめじゃなんにも決まってないから、よかろうな。

    
ひるまの次は、夜だってことも、


わたしが王女でないってことも、


お月さんは手ではとれないってことも、


ゆりのなかへははいれないってことも、


時計のはりは右へゆくってことも、


死んだ人たちゃいないってことも。


ほんとになんにも決まってないから、よかろうな。
    

ときどきほんとをゆめにみたなら、よかろうな。



金子みすゞ



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愛ヲ乞ウーー遺された心 ©著者:七斗

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