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10章:玲奈ー失墜(しっつい)
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◇◇◇
シックスセンス・第六感。
人間には『見る』『聞く』『嗅ぐ』『触る』『味わう』の五感が備わっている。そして次に存在するであろう六番目の感覚……。
(玲奈なら、俺を元の場所に、すぐ戻してくれる。きっと)
確信の無い、シックスセンスが言い訳をする。
けれどもう、限界だったのだ。
一日も早く這い上がりたい。その為にはリスクを持つ劇薬も飲用を厭(いと)わない。
寮に戻り、虚無感に襲われていた……郁子を想う。“ずるい、汚い、弱い、情けない”情感のせめぎ合いの中で。
もはや後戻りは叶わない……。
(無二に俺を信じて待っている郁子を破滅的に裏切った……。店の風紀を犯してまで)
どうにせよ、これからは歪んだ世界にひっそりと生きて行くしかない。明日のことも解ら無い。けれど、それだけは明白なる事実だ……。
胸が痛く苦しい……誰のせいなんだ…? なぜこうなった。
潜める黒い感情が沸き上がってくる。
(いっそこのまま消えてしまおうか。そうだ!そうしたら、沙也加の待つ世界へ、健太より先に行けるでは無いか!)
虚ろに壁を見ていた……。幸せになれるはずだったのに……。心を取り戻せるはずだったのに……郁子と。郁子と。郁子と。
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愛ヲ乞ウーー遺された心 ©著者:七斗
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