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7章:玲奈 (16/16)

「あ〜あ。もっと眼が大きかったらなぁ」


親指と人差し指でくりんと眼を広げた。


「充分大きいじゃないですか」


「美容整形で、二重の幅を広げようかな」


「ーーその平行二重、既に整形で作られたんですよね。それ以上、幅は広げない方がいいですよ。広げた分、眼が大きく見える訳では無いのです。幅を取り過ぎると挙筋の関係で眼が開きにくくなって、眠そうな印象になるーーらしいですよ。聞いたところによると」


玲奈が吃っと貴章を見た。


「ーー誰にも言ってないんだけど。どうして……」


「いや、そんな左右対称な平行二重って芸能人並だから、そうかなと思ってーー自前ならすみません」


玲奈は取り澄ます貴章に、舐めるような視線を流す。玲奈の客が通りの向こうから歩いて来るのが見えた。


「ねぇ、男の魅力ってなんだと思う?」

「金ですか?」


冷たく答えたが、玲奈は悪戯っぽく笑った。


「水野さんみたいに締まった尻と、あとは……知力と実権を持ってる事よ」


さらりと貴章の尻を撫でた。


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愛ヲ乞ウーー遺された心 ©著者:七斗

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