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5章:郁子ー野花のように。
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「お願い!ギュッて……抱きしめて……」
苦しい表情の中、郁子がうわ言のようにつぶやく。
貴章は黙って強く抱きしめながら腰をさらに激しく動かす。
突く度にずり上がる郁子の肩を持って下に戻し、柑橘系が香る緑の黒髪に顔を埋めた。
果てそうな感覚が背骨から迫ってくる……。
「郁子、中で大丈夫か……?」
「え? もし赤ちゃん出来ちゃったら……」
腰を引く彼女のウエストをわしづかみにして、グッと抑える。
全てを征服したい思いが、考えもしなかった言葉を生み、口を付く。
「その時は……産めよ……な?……」
郁子の抵抗が止んだ。
力を振り絞り、郁子の中に全てを出す。
しばらく郁子の上になったまま、罪悪感と襲ってきそうな黒い感情と戦っていた。
郁子は薄く眼を開けて俺を見つめ、微笑んでいた。その顔を見た途端、急に気持ちが醒め、彼女の体から離れた。
(何やってんだ。俺……こんなことをして何が埋まるというんだ)
手を伸ばしてくる郁子を冷たい眼でかわし、シャワーを浴びようと布団を剥いだ。
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愛ヲ乞ウーー遺された心 ©著者:七斗
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