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3章:飲み会 (1/4)

3章:飲み会

暫くして、代表がいない日

今日は定時で上がって懇親会しようってなった

勿論お酒好きな私は参加
とゆーか私と菊地の歓迎会も兼ねてだった。

都内の居酒屋で会社の初飲み会。

珍しく、真っ直ぐ帰るし、群れ行動が嫌いな部長も来た。

今でも思う。この時みんなが一番充実していてた時だった気がする。


この時、私は森と部長の真ん中に座らされた。

向かいには菊地やら営業マン。

幹部連中に挟まれるなかせっせとお酒を作ってた。

私にとっては店で接客するのと変わらなかった。
ひたすら相槌を打ち、こまめに一言合間に入れ、それぞれ平等につっこみを入れ、テーブルにも気を配り。
流石にやり過ぎだから灰皿交換はもちろん店員を呼び。

その中で、この頃部長のことが気になっていた。

愛妻家らしいが彼女がいる。
プラベはあまり話さない。
仕事ができる。
年もまぁまぁいってるがチャラそうな髪型して一番お洒落。
そしてとにかく、昔のお姉さんのお客様にびっくりするほどそっくりだったのだ


いい気分になってた森は、菊地や野村さんをいじりながらも、私にいいとこ見せたいのか酔っぱらった勢いで、部長を飲ませようとする。

それを部長は、望むところですよ!と笑いながら一気に飲む

野村さんたちも気を使いながらも続いて飲む

営業マン飲みってこんななんだぁーと素直にびっくりした飲み会だった


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ありがとうの気持ち ©著者:ちこ

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