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2章:裕二 (17/17)

「それと……」


「うん」

ーーーーーー

あのグラウンドで、私は健太の小さな肩に手を置いて、彼のお母さんにゆっくりと、何回か言ったんだった。


「野球をやらせてあげて。お茶当番はいくらでも代わるから」

あの時、健太くんの肩が少し震えていたな。

ーーーーーー

「それとね……」


もう続きを裕二に聞くまでも無いのだ。


子どもだった小さな彼が私の前に現れた。



「『俺も野球……やりたかった』って」



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逃亡犯ー黎明(前編) ©著者:七斗

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