26章:行方不明 (2/13)

なんとか、鴨客二人の出稼ぎ風呂送り込みソースは出来た。



後はエリカさんとスカウトのダチに任せて当日を待つだけだ。



確実に送り込んでからじゃないと油断はできねー。



アラシも俺も精神集中したせいか、ぐったりだった。
まずはこの企画の入り口は突破したから少しは楽になった。



これからが本格的な決戦だな。



処理しなきゃならねーうぜー客達にも連絡取らないとならない。



金遣わせてるからには、うぜー客でも相手にしないとな。




諭吉の分だけ嫉妬する女共。




額がデカイ分、もう俺からは逃げられない。




お前らだって、いずれ子供が生まれて子供に金を掛けたら掛けた分、自分の子供に心のどこかで期待を抱くだろ？



それと同じ。



俺に金を掛けたら、掛けた分、俺に期待して、見返りを求める。
んなの分かってる。



けど女って諦めたらバサッと切れる。早い。
引きずんない。




未練がましいのは野郎の方だ。




未練がましいってより、ホストの場合は金に対しての未練。




次に育てる体力も無駄だし時間が掛かる。



だからこそ、使えるまでごっそり根こそぎ、すいとるんだぜ！