20章:お前だけ (2/18)

ファミマでチカにお土産。

駄菓子、そう・・うまい棒のコンポタ味・・２本。


ダサいな。チカ、許してくれるかな。


LINEチェックすると色かけた３人の客から連絡入ってた。


圭ちゃん、裕子ちゃん、なっち、
俺の色かけてる客。


なんだかモーニング娘みたいやな。


そんな可愛くねーけど。
見てくれなんてどうでもいいねん！


金遣ってくれる子が一番俺にとっちゃ可愛い訳で。


圭ちゃんからLINEが入ってた。


圭{　優馬ー！私、もしかしたら恋に落ちちゃったかもーー。


いいぞ、この調子だ。


どうせ恋に落ちるなら、、



どっぷり恋に堕ちてくれー。堕ちる所まで堕ちてくれよ、圭ちゃん。


恋愛なんかじゃなくて、どんどん堕ちるんだ。


俺は既に圭の育ての計画を立てていた。


デリヘルからもっと稼げる風呂落ち。


だって俺はホストだよ？