16章:無欠 (13/14)

堂々めぐりを１時間。


俺もいい加減疲れて来た。


けど怒るのは間違いだよな。


俺は、ラインを作成した。


優馬　{　さよの気持ちってこんなんだったの？　俺の事苦しめたいの？　離れるなんて言うなよ。俺が悪かったから、次の店休にデートして話し合いしよう。このままだと話し合いも出来ないし。



送信。



さよ　{　わかった。次の店休デートしてくれるんだったらいいよ。


優馬　{　さよありがとう！絶対あけといてよ。俺、さよしか居ないんだよ？


送信。


そう、俺のふところをもっと温めてくれよ、さよ。


お前が今、俺にとってデカイ存在なんだ。


お前が居ないと俺は生活できなくなるんだからな。


俺はさよの為に時間を使うから、
さよは俺の為に金遣うんだぞ。


ずっと離れるな！さよ！