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9章:綾さんのアイバン
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「綾が居ないから話す。優馬!最低!」
えーーーーーっ’’
「何が痛客に飲まされただよ。ふざけた事いってんじゃねーし。光一が自ら単価上げに飲んだんだろ?それに育て客なんだろ?ざけやがって!あたしをなめてる?」
エリカさんに・・・・・
バレテイタ・・・・・・。
「でも、エリカさん違うんだよ・・・光一さんも・・」
「違わないだろ!どっちにしても光一は綾のこと放置したのは事実。消せない事実。でもじゃねーから!」
確実にエリカさんの言ってることは事実な訳で。
放置したのは光一さんな訳で。
育て客を優先してしまった訳で。
「エリカさん、ごめんなさい。本当にごめんね。」
俺は泣きそうになった。
左の顔面がほてってる。
ジンジンとする。
おしぼりで冷やしたいけど失礼だ。
どやされたまま、俺はひたすらエリカさんに謝った。
早く綾さん戻ってきてくれ。
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