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3章:サングラス (2/4)



カーテンの隙間から陽がこぼれ、私はそっと布団から出る。
また一日が始まってしまったと憂鬱な気持ちになりながら、キッチンに立ち二人前の朝食を作る。
なるべく音を立てないように、静かに。

一分でも一秒でも長く眠っていてほしかった。
一日の中で唯一、安心で安全な時間だから。


フライパンを持つ左手に痛みが走る。目眩がする。
それでも私はこうして家事をしなければならない。

大丈夫だよ。俺がやるから。
そんな優しさなんて彼は持ち合わせていない、絶対に




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ワンコール ©著者:立花 優

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