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11章:Op.3-3 襲う
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女医の勧めは、まずは避妊手術をすること、それから、動物用のアロマを焚いたりマタタビを与えたり、心の平穏を取り戻させること。
もし、それでも改善が見られない場合には、ゲージ飼いが良いでしょうと述べた。
なんら、早急な解決方法は無いらしく落胆する。
手術の日を予約して、病院を後にした。彼の車の助手席に乗り、ケースを膝の上に置く。
ルーは微かににゃあにゃあと泣き、早くここから出してくれと私を見つめる。
「ーーもう少し、様子を見てやろうよ」
彼が言い、私はうなずいた。
帰宅して、ネットで検索をかけると、症例は少ないが確かに『飼い主を襲う猫』は存在していた。飼い主たちの日々の苦悩が、その文章から伝わる。
やはり、ルーと同じく『病院では治しきれぬ』という診断をされている。
“ゲージか、安楽死か”
中には安楽死も勧める医者もいたーーそれは、狂う猫自身が“とても辛く、苦しんでいるから”、だと書かれている。
暴れ、病院に連れて行かれ、疲れたのだろう。
ルーはケースから出すと、すぐに自分のベッドに入って目を閉じた。
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