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3章:Op1-3 信一郎(しんいちろう (9/9)

私はホームに上がり、メモを小さく砕いて手のひらに乗せた。


神戸駅を通過する新幹線の風圧が少し私を後ろに押して、メモが雪のように舞った。



恋は恋のまま、想い出の一つとして――心に仕舞うべきなのだ。


彼の心を包み込む愛は、あの時……知る術もなかった。



こういう風にして、人生の引き出しを積み重ねていくのかな。



その時、ホームでそう思った。







………終………
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アル物語タチ ©著者:七斗

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