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3章:Op1-3 信一郎(しんいちろう (8/9)

何を話していいのか……


あの時、ほんまはこうやってん。

あの時、ほんまはこう思うててん。

あのまま付き合うてたらどないなったやろな。



そんなことを話しても、時間は戻せないことを――大人になった私と信ちゃんは、よく解っていたから。もうあの高校生の時じゃない……


二人の想い出が陽炎の様に浮かび……フェイドアウトしていった。


「信ちゃん、元気でな」

「眞比呂もやで」


電話を切った私は、しばらく携帯電話を握り立ち尽くす。



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アル物語タチ ©著者:七斗

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