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11章:日曜日の悪魔
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11章:日曜日の悪魔
それからあたし達は、土曜日の仕事が終わると早朝から電車でシャブを引きに行った。
売人はいつも同じ人だけど、受け渡し場所は日によってバラバラ。
取引は最初の一度だけあたしで、あとはみんなリョウちゃんだった。
あたしは詳しく知らないけど、売人なら必ず不良と繋がってるはず。
そんな人と初対面で、見つかったら即逮捕の違法薬物、しかもシャブを明るい道を堂々と歩きながらお金と交換したんだから、ある意味怖い物知らずのあたしだった。
「自分だけはバレない。捕まったりしない」と言う根拠のない自信もあった。
同じ考えで逮捕された人が彼氏なのに、特に周囲に気をつけたりしないでシャブを引くなんて危険な事をしてでも、あたしはシャブが欲しかった。
それくらいシャブにハマっていたのだ。
リョウちゃんとの会話やセックスだけでなく、フライパンを綺麗に作る事も、ガンコロを砕いて粉にする作業までも好きになっていた。
一日中その作業をしてあぶってろと言われたら、きっと出来たと思う。
いきなり三万円の臨時収入が入ったら、迷わずグラムを買って、あぶり続けていただろうけど、いつもお金のないあたし達は一万円分と言って引いていたから、量は0.2グラム程度だった。
それを長持ちさせるんだから、リョウちゃんのあぶり方はうまいのかと疑問に思った。
あたしがフライパンにシャブを入れると、粉がバラけてないらしく、あぶると必ず塊が出来てしまう。それに出る煙も少ない。
リョウちゃんは塊を作る事なく、たくさんの煙を出せる。
だからやり方を覚えても、ほとんどリョウちゃんにあぶってもらって、それを深々と吸っていた。
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