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2章:綺麗な青、空と海 (2/5)

翌週は海へ行った。

もう泳げる時期は終わっていたけど、真夏を病院で過ごしたあたしは海の香りが恋しかった。

元々あたしは夏が好きだ。

海はもちろん、花火やBBQなど楽しい遊びがたくさんあるし、精神的にも調子が良くなる。

今年は夏らしい事が出来なかったけど、せめて海を見て、潮の香りをかぎたかった。

今日はリョウちゃんの友達のケンちゃんも一緒。

ケンちゃんは初対面のあたしにも優しくて、色々と気を遣ってくれた。

「リョウお前入院して退院したと思ったら、こんな可愛い彼女作って来やがって〜!」

そんな事をケンちゃんが言うので、あたしは照れてしまった。

車の外は良い天気。

同じ空なのに、病院のテラスで見ていたものよりも綺麗なブルーに見える。

だんだんと海が近づいて来て、あたしはワクワクしていた。
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Depend on… ©著者:繭

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