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5章:〓ホーム〓
冬。
ミイナは学校へ行きだした。
アタシは相変わらずみんなと居た。
先輩からタメ、後輩。
男女問わず、多い時は15人以上集まる。
いつもは7人前後だった。
5人以下になる事はない。
廃墟になったビル。
アタシ達にとっては家だった。
一ヶ所だけ窓が開けられる。
みんなそこから出入りしていた。
2階のフロアは他の階に比べ比較的キレイな方だった。
それでも廃墟なだけあって
何部屋か窓が割れて、
カーテンは破れている。
廊下はゴミや板や何かの破片やらで足場が悪い。
真っ暗で寒々しい空気。
壁は落書きされ、
所々、壊れている。
扉のない部屋がほとんどだ。
アタシ達が居た部屋は、扉を開けると
ベッド用のダブルのマットレスが
5つ並べてある。
右側、手前の壁から奥の端までだ。
土足で歩けるスペースは幅一メートル。
扉から奥の窓際まで。
そこにステンレスの棚があり、
ロウソクを何十本も立てて灯りを確保した。
部屋は広いが、
マットレスと棚と
ロウソクの火だけしかない。
だけど、みんなここに集まってくる。
生活は前よりもずっと不便になったが、
みんなと居る時間が楽しくて、
全く気にならなかった。
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